公 開 質 問 状
 
  〜宮ノ陣町八丁島地区の中間処理施設(ごみ焼却場)建設計画について〜

                              2012(平成24)年2 月6 日
 
 久留米市長 楢 原 利 則 殿

                    ふるさと八丁島を守る会 代 表 石 橋 利 雄
                    久留米ごみ問題連絡会 代表幹事 橋 田 沙 弓
                    久留米民主商工会 会 長 坂 本 よう子
                    廃棄物問題研究会 代表 弁護士 馬奈木 昭 雄
 
 貴市が久留米市宮ノ陣町八丁島地区に新たな中間処理施設としてごみ焼却場の建設を計画していることに関して、以下のとおり、質問いたしますので、ご回答ください
 
第1 私どもの考え方

 1 上津クリーンセンターの改修について
 

 貴市は、今後のごみの中間処理は、上津クリーンセンターと八丁島地区に建設予定の新たな中間処理施設との南北2か所で行う予定であることを明らかにしておられます。

上津クリーンセンターに関しては、改修を予定しているが、改修後の処理能力が落ちると予測なさっていると聞いています。


しかしながら、上津クリーンセンターの焼却炉を建設・運用する株式会社タクマは、改修工事をすれば、処理能力は相当程度回復し、高質ごみの処理についても対応可能であるとの意見を述べているそうです。

 
2 現在のごみ処理状況
 

 上津クリーンセンターは、300t/日規模の定格処理能力を有しているとされます

貴市もお認めになっているとおり、平成3年度以降、様々なごみ減量の取り組み等により一定の効果が得られ、多少の増減を繰り返しつつも、ごみ量は減少傾向にあります。


 平成22年度の久留米市(久留米地区)の総ごみ排出量は、85,373tとなり、焼却処理されたごみ量は、71,594tとなっています。これを一日単位に換算すれば、焼却処理されるごみの日量は196tにすぎません。 

現状においては、上津クリーンセンターを改修すれば、上津クリーンセンターのみで中間処理は十分に可能であるはずです。

 
3 将来予測
 

 前述したように、平成3年度以降、久留米市のごみ排出量は、増減を繰り返しつつも減少傾向にあり、特に平成15年度のごみ総量102,438t以降は年々減少しており、平成22年度は85,373tにまで減少しています(久留米地区)。わずか7年の間に年間およそ1万5000tものごみ減量がなされていることになります。

私どもといたしましては、上記の減少傾向からすれば、今後ごみ量が増加することはなく、仮に増加するとしてもわずかであり、基本的には減少ないし横ばい傾向が続くものと考えております。

貴市はごみ量が増加する根拠として、平成27年度から田主丸、北野、城島、三潴の旧4町のごみ処理を受け入れることを理由の一つとされておられます。

しかしながら、旧4町のごみ処理の受け入れについては、各事務組合との折衝が進んでいないとのことであり、具体性がないうえに、今後、仮に旧4町のごみ処理を受け入れたとして、旧4町を加えても貴市の焼却処理量の合計は平成22年度実績で合計85,790t、235t/日であり、上津クリーンセンターの改修により、十分に対応できるものと考えております。

 
まとめ
 

 私どもといたしましては、以上申し上げた事実から、上津クリーンセンターのみで中間処理施設は十分であり、新たなごみ焼却場の建設はまったく必要のないものであると考えます。そうであれば、新たなごみ焼却場の建設・運用に多額の公的資金を投入することは、税金の無駄遣いにほかならず、これは八丁島地区の住民はもちろん、久留米市民に無用な負担を強いるものといわざるをえません。


 第2 質問事項
 

 以上を踏まえ、貴市に対して、以下のとおり質問いたしますので、ご回答ください。

  • 上津クリーンセンターの改修の内容、費用、期間を明らかにしてください。
    また、現時点で決まっているスケジュールをご提示ください。
  • 上津クリーンセンターの改修後の処理能力について、貴市のお考えを
    明確にご回答ください。

    また、それが株式会社タクマの試算と異なる場合には、その根拠も明ら
    かにしてください。
  • 現時点で把握している貴市(旧4町を含む)の総ごみ量、焼却ごみ量等の
    ごみ処理実績をすべて明らかにしてください。
  • 貴市は今後のごみ量について、どのような予測を立てておられるのか、
    貴市が予測されているごみ量につき、その詳細を明らかにしてください。

    また、その根拠を、資料とともにご提示くださいますようお願いいたします。
  • 旧4町のごみ処理に関して、各事務組合との協議の進捗状況及び今後の
    予定・計画を明らかにしてください。
  • 貴市がごみ焼却場の建設が必要不可欠であるとお考えであるならば、
    その根拠を漏れなくすべて、その根拠とともに明らかにしてください。
  • 現時点で確定している新たな中間処理施設稼働に向けた今後のスケジュ
    ールの詳細についても明確にしてください。
  • 同施設建設に関する貴市による市民向けの説明会の開催をする予定の
    有無を明らかにしてください。
 

 以上の質問事項につき、平成24年2月13日(月)までに、書面にてご回答ください

そのうえで、同月20日(月)の午後3時に市庁舎にお伺いいたしますので、その際に貴市からご回答に関する説明を直接伺うとともに、ご回答に関する質疑の場を設けていただきたいと考えております。

 なお、書面でのご回答につきましては、下記宛にご郵送くださいますようお願いい  たします。


  記
                        
                            〒830-0032
                            久留米市東町1−20大和ビル2階
                               久留米第一法律事務所
                                弁護士 馬奈木 昭 雄

                       
                        以 上


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